羽田空港から出発する京浜急行（京急）の列車には、さまざまな列車種別が用意されています。それぞれの列車は異なる停車駅とスピードを持っており、目的地に応じて最適な列車を選ぶことができます。
その反面、海外からの旅行者や初めて利用する方にとっては、列車種別の多さに戸惑い、どの列車を利用すればよいか迷ってしまう場合もあるようです。
この記事では、羽田空港から利用できる京浜急行の列車種別の紹介と、ハブ駅である京急蒲田駅での乗り換えについてを目的地の方面別に解説します。
京浜急行の列車種別
１. 普通
普通列車は、すべての駅に停車します。時間に余裕がある場合や、目的地が普通列車の停車駅にある場合に利用すると便利です。
2. 急行
急行は、普通列車の次に停車駅の多い列車です。京急蒲田を経由して品川方面や横浜方面へアクセスできます。普通列車より停車駅が少ないため、短時間で目的地に到達できます。
3. 特急
特急は急行よりもさらに停車駅が少なく、空港線ユーザーの筆者は一番使い勝手が良いと感じている列車です。京急蒲田、京急川崎、京急鶴見などの大きな駅はもちろん、主要な中間駅にも停車するため利便性が高いです。
4. 快特
快特は、品川、京急蒲田、京急川崎、横浜などの主要な駅のみに停車する高速列車です。特急よりさらに停車駅が少ないため、利便性が高い反面、目的地が中間駅の場合は注意が必要です。
5. エアポート快特
エアポート快特は、羽田空港の各駅と、品川、泉岳寺のみに停車する高速列車です。空港を利用する際には大変便利ですが、上記駅以外には停車しないので特に品川駅での乗り換え時に注意してください。
各列車の停車駅を詳しく知りたい方は以下の公式サイトも併せてご参照ください。
路線図・各駅情報 | 乗る | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
京急蒲田駅での乗り換え攻略法
京急蒲田駅は、京急本線と空港線の分岐駅であり、多くの人が乗り換えを行う場所です。しかし、構造が複雑であるため、初めて利用する方は戸惑うことがあるかもしれません。ここでは、蒲田駅ホームの構造と、目的地の方面別での乗り換え方法を紹介します。
京急蒲田駅 ホームの構造
京急蒲田駅は2階と3階にホームが分かれています。3階には横浜・三浦海岸方面に向かう列車が入線する1番線、2番線、3番線があり、2階に品川・新橋方面に向かう列車が入線する4番線、5番線、6番線があります。2番線と5番線は平日の朝に普通列車が快速の通過待ちをするためなどに使われており、普段よく運用されるのは1番線、3番線、4番線、6番線となっています。
羽田空港方面から横浜方面に行きたい場合
羽田空港から横浜方面へ行きたいけれど、品川方面の電車に乗車中である場合は乗り換えが必要です。品川方面への電車は2階の4番線に到着しますので、一つ上の3階に上がれば横浜方面行の電車に乗り換えることができます。
羽田空港方面から品川方面に行きたい場合
羽田空港から品川方面へ行きたいけれど、横浜方面の電車に乗車中である場合も乗り換えが必要です。横浜方面への電車は3階の1番線に到着しますので、一つ下の2階に下りれば品川方面行の電車に乗り換えることができます。
各方面から羽田空港方面に行きたい場合
羽田空港方面に行きたいけれど、乗っている電車が羽田空港行じゃない！という場合も京急蒲田で乗り換える必要があります。羽田空港方面の列車は2階、3階どちらからも発車しますが、羽田空港方面専用の電光掲示板（発車標）を見れば、次の空港行がどちらの階から先に発車するのかすぐ分かります。
まとめ
今回は京浜急行の列車種別と京急蒲田駅での乗り換え方法について紹介しました。乗り換えについて簡単にまとめておきます。
・品川,新橋方面に行きたい場合は2階のホームに行く！
・横浜,三浦海岸方面に行きたい場合は3階のホームに行く！
・羽田空港方面に行きたい場合は専用の電光掲示板を確認！
何かわからないことがあれば、コメントやお問い合わせフォームから遠慮なくご連絡下さいね！
ではでは！
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